カフェイン

カフェインって?

コーヒーや紅茶、緑茶など、カフェインを豊富に含むドリンクは何百年も昔から、世界中の人々をとりこにしてきました。カフェインには集中力増強や疲労回復作用が期待でき、これが愛好者にとっては「クセになる」と言われるゆえんです。

摂りすぎると健康に悪影響をもたらすとされる一方で、体脂肪燃焼、胃酸分泌の活性化やむくみの予防など、プラスの健康効果も見逃せません。カフェインとうまく付き合っていけば、ダイエット成功により近づくはずです。

カフェインとダイエットの関係

カフェインは交感神経を目覚めさせ、体を燃焼モードにしてくれるというとっておきの働きを持っています。

私達の体は、回復を促す副交感神経と、活動を促す交感神経というふたつの神経のバランスによって成り立つもの。これがカフェインによってうまく交感神経に切り替わると、全身が活性化して効率的に脂肪の燃焼が促進される効果が期待できます。「いくら運動しても冷え性だから運動効果が出にくい」といった人には、まさにうってつけの成分でしょう。

まだあるカフェインの効果

胃酸分泌促進

胃液の分泌を司る脳の迷走神経をカフェインが刺激し、胃液の分泌を活発化させます。胃液が十分に分泌されていると消化がスムーズになるため、胃もたれや消化不良を予防。ただし、胃の中に食べ物がなにもない状態でカフェインを摂取しすぎると、胃壁が荒れてしまうため要注意です。空腹時に摂取するなら、ドリンクと一緒に何か食べるようにしましょう。

むくみ予防効果

尿は腎臓を流れる血流から、水分や不要成分をこし取って生成されています。このときカフェインは、全身の血行を促進して腎臓へと流れ込む血液量を増やし、さらに腎臓でこし取った水分を血液中に戻す作用を抑制。この働きから尿の量は多くなり、全身に溜まった老廃物がどんどん排出されていくはず。排出がスムーズになれば、むくみも解消されていきます。

解熱鎮痛作用

カフェインは天然性の有機化合物・アルカロイドの一種。このアルカロイドには広く、解熱鎮痛作用があることが確認されています。市販の風邪薬や鎮痛薬にも、解熱鎮痛を目的としてカフェインが配合されているケースは珍しくありません。同様に抗炎症作用もあるため、進行するさまざまな難病の治療薬として活用が進められています。

集中力を高める

集中力を高め、記憶力、論理的思考力などを一時的にアップさせることはカフェインの代表的な働きです。摂取後、約30分後にこれらの作用が現れるとされています。「集中して仕事をしたいときにコーヒーを飲む」というように一般にも広く知られている現象であり、カフェインといえばこの印象を抱いている方も多いことでしょう。

運動能力の向上

カフェインは、脳が休息を欲しているときに発する信号・アデノシンをブロックします。このことから、カフェイン摂取時は疲れを感じにくくなり、持久力を必要とするスポーツにおいてはパフォーマンスを大きく向上させることがあるのです。ある実験では、カフェインを摂取した競技者は、ゴールタイムが平均3%向上したというデータが出ました。

ガン予防の可能性も

詳しいメカニズムは現在研究中ですが、コーヒーを日常的に飲んでいる人は肝臓ガンや子宮体ガンなど、一部のガンになりにくいことが確認されています。ガンは酸化した細胞内のDNAが損傷することで発生する症状。そのため、酸化を防止する抗酸化作用を持つカフェインは、ガンの予防に一役買っているのではないかと推察されているのです。

カフェインの安全性、摂取の注意点

多様な健康効果が期待できるカフェインですが、やはり飲みすぎは体に毒です。どんな点に気をつけながら摂取すればいいのでしょうか。

不眠・動悸・精神不安定・
吐き気・肌荒れなど

神経に対する強い興奮作用があるため、摂取のしすぎは禁物です。摂りすぎると眠れなくなったり、心拍数が上がって動悸がしたり、焦燥感やだるさを感じるなど精神不安定症状が現れるほか、さまざまな悪影響を引き起こしかねません。

また、カフェインを摂取しすぎると、分解時にビタミンやミネラルなどの成分を大量に消費します。特に女性にとってはお肌のターンオーバーに必要な栄養素が足りず、肌荒れやくすみの要因となるでしょう。

1日の適切な摂取量は400mgまで(妊娠していない場合に限る)とされています。カフェインを含むダイエットティーを飲む場合は説明書をよく読んで、1日あたりの許容量を超えないように気をつけましょう。

ブレンドでバランスよく効果を摂取 おすすめダイエットティー10選 ブレンドでバランスよく効果を摂取 おすすめダイエットティー10選