イリドイド

杜仲茶(トチュウチャ)は、中国が原産となるトチュウ科の落葉喬木、杜仲の葉を用いた健康茶のことです。様々な効能効果が知られていますが、中でも杜仲茶に含まれるイリドイドには高いダイエット効果があると言われています。ここではイリドイドについて、その効能効果を詳しく解説いたします。

イリドイドは配糖体として複数種類存在する

イリドイドはフィトケミカル(植物から発見された天然の化学物質)として知られています。

化学物質といっても、人工的につくられたものではないため、安全性の高い成分として多くのハーブや漢方薬にも含まれています。

大半が糖と結合した「イリドイド配糖体」として存在していることが特徴で、結合する糖の違いによってイリドイド配糖体は何種類も存在しています。

それぞれのイリドイド配糖体によって持つ作用が異なる

それぞれのイリドイド配糖体の持つ効能効果には微妙な差があると考えられています。

主なイリドイド配糖体の作用としては、以下のものが知られています。

  • ●aucubigenin(アウクビゲニン)・・・抗菌作用
  • ●Aucubin(アウクビン)・・・抗炎症作用、尿酸排泄作用
  • ●ゲニポシド酸・・・利尿作用、血圧降下作用、抗酸化作用

杜仲茶が特に健康効果が高いとされているのは、イリドイド配膳体であるゲニポシド酸やアスペルロシド、クロロゲン酸をはじめとした7種類もの化合物が杜仲葉に含まれているからだといいます。

(参考URL:https://www.kanagawa-iri.jp/wp/wp-content/uploads/filebase/reports_of_research/H22/08ronbun08.pdf

肥満予防だけでなく、血圧の低下やむくみの改善、生活習慣病の予防など、様々な効果を期待することができますよ。

杜仲茶の葉は含まれている栄養分を最大限利用できる時期を考慮して収穫されているため、季節によらず一定した効果が期待できるのも魅力です。

特にイリドイドの抗酸化作用に注目!ダイエットに繋がる

肥満の大きな原因の1つが、新陳代謝の悪化です。新陳代謝が悪くなると、脂肪が燃焼しにくくなってしまい、運動での消費カロリーが減るほか、基礎代謝まで低下してしまう恐れがあります。

新陳代謝が悪くなる原因のひとつに、活性酸素があります。

活性酸素によって細胞がダメージを受けると、細胞の代謝がうまく機能せずに体内で糖や脂肪が蓄積されやすくなってしまうのです。

活性酵素は紫外線を浴びる、激しい運動を行う、ストレス、喫煙、加齢などが原因で体内で増加することが知られていますが、これは抗酸化作用をもつ成分によって取り除くこともできます。

イリドイドの生理活性の中で特に注目したいのが、抗酸化作用です。

抗酸化作用により活性酵素が取り除かれることで新陳代謝が良くなり、間接的に肥満の原因が解消されることが期待できるのです。

イリドイドはヘラオオバコやノニにも含まれる

イリドイドは杜仲茶以外にもさまざまな植物に含まれていることが明らかにされてきました。

例えば、ヘラオオバコ。イギリスやドイツなどヨーロッパを原産地としたオオバコ属の一種です。主に3種類のイリドイド配糖体が含まれており、近年行われた動物による試験では、体内への脂質蓄積を抑制する作用が認められたとの報告が出ています。

(参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsproc/229/0/229_0_214/_pdf/-char/ja

また、クランベリーやオリーブ葉、オオイヌフグリなどに含まれるほか、ノニには23種類ものイリドイドが含まれているといいます。

ノニジュースも美肌効果や免疫力アップだけでなく、ダイエット効果も有することで知られていますよね。

健康茶や青汁、ジュースなどに利用されている、注目の植物が多いですが、その高い健康効果にイリドイドが一役買っていることは間違いないと言えるでしょう。

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