タンニン

タンニンって?

タンニンは渋みのあるポリフェノールの一種です。植物の葉や根や茎などのほか、果実では渋柿や栗に豊富に含まれており、渋い味を生み出すことで虫や動物から植物の身を守っています。人もまたタンニンを摂取すると渋みを感じますが、これはタンニンが口の中のタンパク質と結合して苦味に似た刺激を与えているためです。緑茶を始めとするお茶や赤ワインなど、タンニンが多く含まれる飲み物は多数あると言われています。

タンニンとダイエットの関係

タンニンは脂肪を分解する作用を持つ成分です。食事に含まれる余分な脂肪をある程度分解してくれるので、減量中の方には強い味方。「ダイエット中なのにハイカロリーな食事を摂ってしまった…」というときの救済策として、タンニンを含むダイエットティーを用意しておくといいかもしれません。

また、タンニンには全身の血行を改善する効果も認められています。血行が促進されることで体温が上がり、基礎代謝を底上げする効果も期待できるでしょう。

まだあるタンニンの効果

生活習慣予防効果

タンニンはポリフェノールの一種ですが、ほかのポリフェノールと同様に強い抗酸化作用があると考えられています。心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールは、活性酸素によって生み出されます。タンニンはこの活性酸素を除去する働きを持つため、生活習慣病を予防する効果が期待できるのです。

二日酔いの軽減

二日酔いは、アセトアルデヒドという毒素が体内に溜まり、うまく出て行かないことによって起こる症状です。二日酔い時にタンニンを摂取すると、タンニンがアセトアルデヒドと結合して体外へ排出を促すため、早く回復できます。

肌の収斂(しゅうれん)効果

タンニンにはタンパク質を変性させる作用があり、この作用を収斂作用と言います。肌表面をキュッと引き締めることで毛穴の開きや肌の粗を目立ちにくくしてくれるほか、毛穴を引き締めることから制汗作用も期待できるでしょう。

下痢改善

その収斂作用は肌だけでなく、消化の途中で腸粘膜に対しても効果を発揮。腸の粘膜を収斂させることにより下痢の改善が見込まれ、タンニンを含む「ゲンノショウコ」などは生薬として昔から利用されています。

美白効果

タンニンには、シミの原因となるメラニン細胞の増殖を抑える作用が確認されました。シミやくすみを作らせず肌の印象を明るくするほか、皮膚を保護する作用もあると考えられています。

タンニンの安全性、摂取の注意点

ダイエットや女性の美しさを支えてくれるタンニン。しかし、適切に摂取しないと思わぬ健康被害を招く恐れもあります。

大量に摂取する場合は
胃腸の調子に注意

適量であれば下痢を改善する効果が期待できるタンニンですが、腸粘膜を収斂させて刺激を与えることから、適量を超えての摂取はおすすめできません。胃腸が刺激を受けすぎて、逆に下痢を起こす原因となるでしょう。緑茶や紅茶などのごく普通の飲み物であっても、量を間違えると胃腸の調子を崩してしまうこともありえます。

もちろんダイエットティーも同様です。体のためと思ってガブガブ飲んでしまいがちですが、健康に良いものでも摂り過ぎは禁物。飲み始めてお腹の具合がおかしくなったら、タンニンの作用を疑い一度服用を止めて様子を見ることをおすすめします。もともと胃腸が弱い自覚がある方は、1日に1杯程度から徐々に慣らしていき、自分にとっての適量を見つけてみてください。

ほかの薬や、
食事中の鉄分との相性は△

タンニンはときに、ほかの成分の摂取を妨げてしまうことがあります。たとえば、タンニンを含むお茶と飲み薬やサプリを一緒に服用すると、タンニンが他成分に影響を及ぼすために薬が正しく効果を発揮できない場合があるのです。これは特定の薬やサプリに限ったことではありません。基本的にほとんどの薬やサプリメントは、水で服用することを前提に作られており、水以外の飲み物との摂取は推奨しかねます。

またタンニンは、ほうれん草などに含まれる植物性の鉄分「非ヘム鉄」と結合しやすく、吸収の邪魔をすることで知られる成分。一方で、レバーなどに含まれる動物性の鉄分である「ヘム鉄」はタンニンの影響を受けません。

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