ビタミンE

ビタミンEって?

ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で、毛細血管の血行促進、脂肪の抗酸化、筋肉修復、自律神経の調節など全身のあらゆる機能の維持に深く関わる成分です。また、美白やホルモンバランス改善など、女性に嬉しい効果も見逃せません。体内で生成されるビタミンEの量はほんのわずかであるため、食事や飲み物から摂る必要があります。特にダイエットで食事制限を行っている方は栄養が偏りがちなので、意識して摂取するようにしましょう。

ビタミンEとダイエットの関係

ビタミンEの代表的な作用は血管の拡張です。ビタミンEを摂取すると、手足の末端の毛細血管が拡張され体のすみずみまで血流が行き渡るため、冷え性や肩こりが改善します。血行促進によって体温が上昇すれば、そのぶん基礎代謝もアップ。同じ摂取カロリーでも痩せやすくなるため、ダイエットに励む方にとっては頼もしい追い風となるはずです。内臓の血行が促進されることで消化機能が活発化することから、便秘改善の効果も期待できます。

まだあるビタミンEの効果

筋肉増強効果

運動すると筋肉を構成している筋細胞はダメージを受けて一度壊れ、壊れた筋細胞が修復されて前より力強い筋肉となって甦ります。ビタミンEは細胞を包む膜を修復するため、筋細胞のダメージ回復には欠かせない存在です。ビタミンEを適切に摂取しておくことで、より効率的に筋肉増強が図れるでしょう。

脂肪の酸化防止効果

中性脂肪やコレステロールなどの脂質は、体内の活性酸素によって酸化することで老化やシミ、ガン、動脈硬化などを引き起こす過酸化脂質へと姿を変えます。ビタミンEは脂肪を活性酸素から守り、酸化させないようにブロックしてくれる成分。このとき、ビタミンCを同時に摂取しておくことでより効率的に酸化防止を行うことができます。

ホルモンバランス安定効果

女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンは、ビタミンEを原料として作られています。「子宝ホルモン」という別名を持つほど、ビタミンEは女性の健康維持には必要不可欠なのです。脳下垂体に作用してホルモンバランスを安定させるため、月経不順やPMS(月経前症候群)を軽減させる効果も期待できます。

自律神経安定効果

ストレス過多の現代社会では、自律神経のバランスを崩してさまざまな不調を感じるようになる方も少なくありません。ビタミンEは自律神経をコントロールし、正しいバランスを取り戻してくれます。体のオンとオフのリズムを整え、活動的な体づくりに役立つでしょう。

ビタミンEの種類

ビタミンEは大きく分けてトコフェロールとトコトリエノールの2種類に分類でき、それぞれにα、β、γ、δの4つの型があります。合計8タイプ存在するビタミンEがどのように働くのか、その違いを理解しておきましょう。

トコフェロール

トコフェロールとトコトリエノールはほとんど同じ化学構造をしており、炭素同士の結合の形によって区別されます。トコフェロールは、細胞膜への侵入に時間がかかるため即効性が低い一方で、持続性が高いタイプのビタミンEです。妊娠しやすい体づくりに強い効果が見込めるα-トコフェロールや、抗酸化作用が最も強いδ-トコフェロールなどがあります。

トコトリエノール

トコトリエノールはトコフェロールに比べて炭素の結合が二重になっており、柔軟な構造をしているため細胞膜への浸透が早く、即効性があります。基本的なビタミンEの作用のほかに、脳神経や肝臓の保護などトコフェロールでは見られない独自の作用も確認済み。新時代の健康成分として注目を集めています。

ビタミンEの安全面や注意点

ビタミンEに摂りすぎの危険性はあるのでしょうか?また、効率的な摂り方も知っておきましょう。

ビタミンCとの同時接種で
効率アップ

ビタミンEの1日の摂取量目安は成人男性で6.5mg、成人女性で6mg。上限値は男性で750~900mgまで、女性で650~700mgまでとされています。過剰摂取をすると出血などの症状が出ると言われていますが、脂溶性ビタミンのなかでも体外に排出されやすい性質を持つため、さほど心配はありません。また、摂取の適量と上限値までの間には100倍以上の開きがあり、摂りすぎによる健康被害はほぼ無いと考えて良いでしょう。

ビタミンEは一度細胞に抗酸化作用をもたらすとその機能を失ってしまいますが、ビタミンCによって再び機能を回復できるという特徴があります。より強い抗酸力を得たいのであれば、ビタミンEとビタミンCは一緒に摂取しておきましょう。

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